てんかん>てんかん発作後の健忘

<てんかん発作後の健忘>
健忘とは、てんかん発作などの発作が起きた後に、
ある時期のことをよく覚えておらず、
なかなか思い出すことができない、
一次期の記憶が失われてしまうことをいいます。

健忘には、逆向性と順向性の健忘があります。
例えば、事故をして強く頭を打ったときなどに、
事故を起こし頭を打つ直前のことや、
それまでのことを忘れてしまうことがあります。

このように、出来事よりも前のことを、
逆向性の健忘といいます。
反対に、頭を打った後のことを
覚えていない場合には、
順向性の健忘といいます。

てんかん発作の場合には、
逆向性の健忘が起こることがあり、
てんかん発作が起こる直前のことを
忘れてしまうことがあります。
そのため、発作後にどのような状態で
発作が起きたかを聞いても、
覚えていないということも少なくありません。

では、なぜてんかん発作のばあいには、
逆向性の健忘が起こるのでしょうか。
てんかん発作の中でも、
強直間代発作のような大きな発作のときには、
脳全体に強い電気の嵐に襲われた状態となります。
そのため、脳の記憶に関する部分が乱され、
発作直前の新しい記憶をうしなってしまうわけです。

なので、てんかん発作が起きた直前のことを
覚えていない場合には、
強い発作が起きていたと推測することができます。

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